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Channel: Foresight »プーチン首相
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「運転手はキミだ、首相はボクだ」

 メドベージェフ大統領(42)、プーチン首相(55)が統治するロシアの「双頭政治」がスタートした。ロシアの国章「双頭のワシ」は、東ローマ帝国や帝政ロシア・ロマノフ王朝の紋章であり、ユーラシアにまたがるロシアが、欧州とアジアを支配するという意味合いが込められている。 メドベージェフ氏はサンクトペテル…

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福田首相の「最初で最後のサミット」

 地球温暖化問題が最大の議題となった北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は、2050年までの温室効果ガス半減目標を共有することで合意したが、原油・食料価格高騰対策には踏み込まなかった。40年も先の目標設定でレトリックに終始し、「今そこにある危機」(clear and present danger…

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北京のプーチンも慌てた? 露軍“独走”とグルジアの“思惑”

 グルジアからの分離独立を図る南オセチア自治州をめぐるロシアとグルジアの「戦争状態」は、ロシア軍が首都トビリシ郊外やポチ、ゴリなどグルジア各地を攻撃するなど、戦線拡大でロシア軍の「ルール違反」が目立つ。プーチン政権下の軍改革で不満を高めた軍部の「独走」との見方も出ている。 グルジア高官は「ロシアが…

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ブッシュ大統領の“教育”にはなから失敗したCIA

 ブッシュ米政権の発足直後、ホワイトハウスでプーチン・ロシア大統領(現首相)にどう対応するか、議論になった。 二〇〇一年二月八―十日、プーチン大統領の本音を探る絶好のチャンスが到来する。プーチン氏がオーストリアでスロベニアおよびスロバキアの大統領と会談する予定だというのだ。 滞在先は首都ウィーンの…

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日本政治の混乱はロシアの思う壺

 福田康夫首相の突然の辞任で年内のプーチン首相訪日に至る一連の日露外交に見通しが立たなくなった。 最大懸案の北方領土交渉は、日本外務省の内紛と失策で大幅に後退してきたが、メドベージェフ大統領をプーチン首相が背後で操る双頭体制の発足を受けて、再構築を急ぐ局面にあった。 外務省は、七月の洞爺湖サミット…

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グルジアを弄ぶロシア・ハンド

 8月8日の北京五輪開会式と並行して始まったロシアとグルジアの戦争はロシアの勝利に終わり、メドベージェフ大統領はグルジア領南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の独立を承認すると宣言した。兵力で圧倒的優位に立つロシア軍は、スターリンの故郷ゴリを蹂躙したほか、グルジアの17カ所を空爆。グルジア軍は敗…

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崩れる「油上の楼閣」

 新興国で世界金融危機の打撃を最も受けているのがロシアだ。頼みの石油価格は下落し、株価は7割強も暴落。企業の倒産や労働者の解雇が続き、銀行の取り付け騒ぎも伝えられる。 巨額のオイルマネーでロシアの鼻息が荒かったのは過去の話。首都モスクワの建設工事はストップし、ブランド店は閑古鳥が鳴いている。短期間…

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領土問題は封印? たった一日のプーチン訪日

 五月十二日前後とみられるロシアのプーチン首相の訪日に向け、北方領土問題で突っ込んだ話し合いを避けたいロシア側が、様々なチャンネルを使って「首相の管轄は経済。訪日の目的は経済関係の強化」とさかんに煙幕を張り始めた。 ロンドンで開催されたG20首脳会合の際、日本側は麻生首相とメドベージェフ大統領の会…

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磐石「プーチン体制」を揺るがすロシア軍幹部「大粛清計画」

 メドベージェフ大統領との双頭体制スタートから一年が過ぎてなお、ロシア最高権力者の座を堅持しているプーチン首相だが、ロシア軍の実力者の一人とされていた軍参謀本部情報総局(GRU)トップの更迭をめぐり、軍との間に軋轢が生じているようだ。 四月末、GRUのコラベリニコフ局長が引退し、後任にシュリャフト…

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ロシアづく小泉元首相 今度はサンクト訪問計画

 小泉純一郎元首相がロシアづいている。今年二月、極東のサハリンで麻生太郎首相とメドベージェフ大統領が首脳会談をした際、モスクワを訪問した小泉氏は、密かにプーチン首相と会談したとされる。 その小泉氏がプーチン訪日後の六月四―六日、首相のお膝元であるサンクトペテルブルクを訪問する計画が進んでいる。 名…

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「北方領土進展なし」ロシア側の事情

五月に来日したプーチン首相は、北方領土問題について今後の進展を示唆した。ラクイラ・サミットでの首脳会談に期待がかかったが……。[モスクワ発]七月九日、イタリアのラクイラ。主要国首脳会議(G8サミット)に合わせて麻生太郎首相とロシアのメドベージェフ大統領との会談が開催された。総選挙を控え、支持率低迷…

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ロシアの「国家的惨事」

 ロシアのメドベージェフ大統領が国民のアルコール大量消費を「国家的な惨事」とし、ウオツカの最低販売価格設定、酒税増税など節酒政策に乗り出した。 大統領によれば、ロシア人1人当たりの純アルコール消費量は年間18リットルに上り、世界一。「信じられない量で、国と国民にとって脅威だ」と述べた。冷戦後に人気…

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プーチン時代のツケに苦しむロシア経済の低迷

他の新興諸国に比べ、立ち直りが遅れるロシア経済。オイル・マネーで新たな産業を育ててさえいれば……。[モスクワ発]モスクワ市内にある日本車販売店。二〇〇六年から〇八年夏ごろまでは週末ともなれば駐車場の空きを見つけるのも難しかったが、今はお客もまばらだ。ロシアの〇九年十月の自動車販売台数は約十二万七千…

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プーチン首相「影の補佐官」はロシア正教の変り種司祭

 二〇一二年のロシア大統領選挙での復帰が取りざたされるプーチン首相の「影の補佐官」として、ロシア正教の聖職者で首相の懺悔を受けるチーホン・シェフクノフ司祭の存在感が増している。 司祭は、ソ連国立映画大学シナリオ学科を卒業した変り種で現在五十一歳。首相の出身母体である旧ソ連国家保安委員会(KGB)の…

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